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横浜港南本牧埠頭に新コンテナターミナル完成

横浜港南本牧埠頭に新コンテナターミナル完成

 横浜市港湾局は4月1日、国内唯一の大水深18mのコンテナターミナル「南本牧ふ頭MC-3コンテナターミナル」の供用を開始し、4月16日に完成・供用式典と開業披露式典を行いました。

 MC-3コンテナターミナルは、世界最大級のコンテナ船にも対応できる、総面積は約22.5ha、国際コンテナ戦略港湾の中核的な施設で、岸壁の水深18mで、コンテナターミナルとして国内最大規模です。

 2000年代までのコンテナ船の主流は6000TEUから8000TEUで、このクラスのコンテナ船なら必要岸壁水深は16mで対応できたが、現在の16000TEUクラスの大型コンテナ船の岸壁水深は18m必要で、今まで日本にはありませんでした。

 このように、ことコンテナ取扱個数に関しては空港以上に韓国、中国に大きく水をあけられ、いまや東京、横浜、神戸の4港を合わせても釜山港1港のの足元にも及ばない状況となっています。特に釜山港の位置が日本にとっての扇の要の位置に当たり、まさに日本の「ハブ港」として機能しています。

 このような状況を打開すべく遅まきながら政府は、平成23年4月の国際コンテナ戦略港湾に京浜港(横浜港・川崎港・東京港)、阪神港(大阪港・神戸港)の2港を指定し、大型化が進むコンテナ船に対応した、アジア主要国と遜色のない(特に釜山港を目標として)コスト・サービスの実現に向けて、まず南本牧埠頭での大規模コンテナターミナルの整備を開始した。

 今から3,4年前に横浜で、国際コンテナ戦略港湾としてのシンポジュウムが開催され、私も臨港地域の地価動向に影響することなので出席させていただきました。

 会議には横浜市長、国交省等の役所関係者、大学教授、港湾関係の評論家、港湾関係者の方々が主席され、出席者の一番の関心事はどうしたら釜山港に追いつき、追い越せるかでした。

 対応策として出席者の方々からはそれぞれ、政府の施策、港湾と背後地との一体的な整備、今までの港湾慣行を国際標準に移行、交通網の整備等多くの意見が出されましたが、一番印象に残っているのが港湾関係者の言われた、「要は、運んだ後の空のコンテナをどう回収するか、これができなければ競争には勝てない。」なるほど、スケールメリットがポイントなんだと、思いました。

 港湾の問題に関しましては、これからも折に触れ伝えていきたいと思います。

外部リンク


1.世界の港湾別コンテナ取扱個数ランキング(1980年,2013年(速報値)  国土交通省
    湾関係情報・データ) 


2.世界の国別コンテナ取扱個数ランキング(2009年,2010年 国土交通省
    湾関係情報・データ )


3.世界の港湾取扱貨物量ランキング(1998年,2012年)  国土交通省
    港湾関係情報・データ)  


4.国際コンテナ戦略港湾政策等について  国土交通省港湾局 ) 


5.横浜港 南本牧ふ頭地区コンテナターミナル整備  京浜港湾事務所

6.横浜港 南本牧~本牧ふ頭地区 臨港道路整備  京浜港湾事務所


7.南本牧埠頭    横浜市港湾局
  横浜港 港湾計画 一部変更


8.京浜港国際コンテナ戦略港湾機能強化事業   国土交通省 港湾局

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